なんだか美味しくないのはレシピのせいじゃない。スポンジケーキのつくりかた。

初めてスポンジケーキづくりに挑戦したのは10代のころ。

んもー、ぜーんぜんうまくできなくて。

レシピとか見ても、簡単!絶対失敗しない!とか書いてあるのに絶対失敗するじゃん!と思っていました。

そして、今年。

ついにやっと、スポンジケーキが焼けるようになりました。

なんでなんだろうと、粉をしっかりふるってみたり、混ぜすぎなのかと、さっくりさっくり混ぜてみたり。

もう、諦めよう。ショートケーキは、買うものだと諦めきっていました。

でも、やっぱりつくりたいなぁと数年ぶりに修行再開。

足掛け15年。ついに、焼けるようになりました。

わたしの失敗の原因はなんだったのかというと、

ひとつめに、砂糖を減らすな。

そして、ふたつめはしっかり混ぜよ。です。

今回は21センチのケーキ型を使います。

材料は、

  • たまご5個
  • グラニュー糖又は白砂糖140グラム
  • 薄力粉145グラム
  • バター50グラム

砂糖は薄力粉とほぼ同量くらい入れないと、しぼみやすくなるので難しいです。

私は甘さ控えめ好きなので、減らしがちだったので、ケーキが膨らまない原因になっていました。

ポイント① 砂糖は減らさない

バターは湯煎にかけて溶かしておきます。

オーブンを180度で予熱しておきます。

たまごを入れたボウルにグラニュー糖を入れてほぐします。

湯煎にかけて、人肌くらいに温めます。

温めなくてもしっかり泡立てればオッケーなのですが、冬だし砂糖溶けにくいしで、湯煎しました。

湯煎から外し、しっかり高速で泡立てていきます。

まだまだ。

もこもこになりました。

そして、ボウルのサイズ感を間違えたので、入れ替えて、低速のハンドミキサーでキメを整えていきます。

そして薄力粉を3回に分けてふるい入れ、ゴムべらで混ぜます。

底から底から優しく混ぜます。

優しくとは言っても、混ぜ足りないとパサパサモサモサのケーキになります。

たまごをしっかりと泡立てていれば混ぜても大丈夫。

粉っぽくなくなるまでしっかり混ぜます。

ちょっと艶が出てきます。

私のふたつめの失敗はここでした。

混ぜたりない。艶が出るまで泡立てていなかった。粉気が残っていた。

バターを入れる前は、案外長く混ぜても大丈夫。

ポイント②ちゃんと粉気がなくなるまで混ぜる

そして、湯煎バターのボウルに生地を少し取り、混ぜてから、生地のボウルに混ぜていきます。

ここからは、夜分で生地がつぶれやすくなるので、混ぜすぎない。全体が混ざれば良し。

オーブンペーパーを敷いた型に入れて、焼きます。

が、今日はここでハプニング。オーブンが調子悪すぎで余熱されていない。

急遽トースターがわりのコンベクションで焼くことに。

180度10分、170度20分焼きました。

が、高さがなさすぎて焦げる焦げる。

でも切ったら大丈夫そうなので、これでいこう。

いい感じに焼けました。

スポンジケーキの失敗の原因は、たまごの泡立て不足って言われることが多いので、めちゃめちゃ練習して、泡立て得意になりました。

あとは、パサパサぼろぼろする原因は、粉ふるいが甘いとか、砂糖を変えてみたらとか言われたりしました。

でもだめで、レシピ通りに作ること、が正解だとまず気付きました。砂糖の量のことね。

でもやっぱりキメが整わない、ぼろぼろして甘いだけの美味しくないスポンジになると、また練習して調べて。

結果、これもレシピ通り作ることなんですけど、艶が出るまで混ぜる。

混ぜることを怖がらないようにしたら成功しました。

スポンジケーキ、失敗続きの方のヒントになるといいなぁと思います。

これでスポンジケーキ焼くなんて信じられない。

けど焼けます。

でも、アルミホイルは初めから被せた方がよいかも。

焦げるので。

コンベクション、焼け良くて好きです。

今欲しいのは、アイリスのやつ。

シフォンケーキも焼けるし良いなぁ。

あとこれ、安いし。

電気オーブンより美味しく焼ける気がする。

でもコンベクションオーブンってつくりがシンプルだから、全然壊れないんですよね。

だから、買い替えはまだまだ先になりそう。

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